なぜ秋になると
「読書の秋」と言うのでしょうか?
読書なら秋じゃなくても
夏でも冬でも良いのでは?
と思いますよね。
読書に限らず、
秋は物事を始める「〇〇の秋」
と理由づけされています。
夏や冬は「〇〇の冬」とはいいませんよね。
なんだか、考えてみると不思議です。
そこで、その不思議な疑問を
詳しく解説していきましょう。
なぜ、読書・スポーツ・食欲・芸術・・・って色々つくの?
秋と言えば
読書、スポーツ、食欲・・・など、
色々と名前が付きますよね。
何故、夏や冬は
「読書の夏」と言わないのでしょうか?
実は理由は簡単なのです。
夏や冬より秋は過ごしやすいですよね?
秋の平均温度は18℃と言われます。
心地良い気候が集中力を高めると言われます。
また秋は夜が長いとも言われます。
実際に24時間が1時間延長するような
摩訶不思議な出来事はありません。
日が落ちる時間が早くなることで
夜が長く感じるのです。
春も気候が良く過ごしやすいと思いますが、
逆に春はポカポカ気持ち良く
日中は外へ出歩きたくなります。
何か集中するよりも
お出掛けに最適な時期ですから
少し違いますね!
食欲の秋は?
秋は実りの秋とも言われて
収穫が盛んになります。
当然、美味しい食べ物がたくさん実り、
過ごしやすい気候と共に食欲も進みます。
動物は冬に冬眠するにあたり
秋に脂肪を蓄えます。
それは動物だけじゃなく
人間にも言えることです。
冬眠はもちろんしませんが
寒い季節になると脂肪を溜め込みます。
「~週間」という週間があった?!
そう言えば、
「読書週間」という言葉を聞いたことありますよね!
読書週間とは
10月27日~11月9日までの
2週間を言います。
まさに秋ですね!
読書を推進する期間です。
この読書週間は、
1924年に日本図書館協会が
11月17日から11月23日までの
「図書週間」を制定したものと言われています。
ですが、一旦は戦争の影響で
1939年に廃止になりました。
その後、日本出版協会等の30余りが参加して
11月17日から11月23日が
読書週間になりました。
一週間よりも
二週間位長くした方が良いと議論も交わされて
文化の日を挟んだ
10月27日から11月9日となり
現在も定着しています。
まとめ
読書が好きな方は秋に関わらず
通勤や通学途中で本を読んでいると思います。
現代ではPCやスマホなど
便利なツールが増えて
本を読むことや、
活字離れが懸念されています。
普段から活字や本を読まない方は、
読書週間をキッカケに
本を読んでみては如何でしょう。
秋はとても過ごしやすく
集中しやすい季節ですから、
読書、芸術、スポーツと
何かを始める季節としてはピッタリです。
たくさん学び、
美味しいものを食べる秋を楽しみましょう!
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