小さな子供は突然に質問してきますよね!
たぶん、それは幼稚園で
秋の季節になると月や十五夜を描くことや、
商店では、お団子を販売して
十五夜で盛り上がっていることで感じるのでしょう。
だから素朴な疑問として
「お団子が何でいっぱい売っているの?」とか
「なんで月を描くの?」など質問したくなるのです。
子供達にとって、お母さんは
何でも知っている存在ですから、
答えられないと少し悲しいですね!
ちゃんと知ってる?月見団子を食べるようになった由来
月見団子と言えば、
秋の十五夜が頭に浮かびますね!
キレイな月を眺めながら、
お団子を備えて食べる・・・・?
何故、お団子を食べるのだろう?と
疑問に思ったことありませんか?
実は、月見の意味は
月に感謝していることを意味します。
稲作時代など昔は電気なんて当然ありません。
月明かりは、夜遅くまで作業する
農作物の収穫に大変頼りになったと言われます。
お団子は、豊作の祈願と収穫の感謝の
意味が込められています。
月を信仰の対承として、お米を使って団子を作り、
お供えするようになったと言われています。
最初は団子ではなく、里芋や芋を
捧げることで月に感謝していました。
ですが江戸時代に入ってからは
米の団子に代わったそうですよ。
芋とススキ、団子などを捧げ
収穫の秋に感謝しました。
今も昔も月に感謝する気持ちは同じですね!
ちなみに何で月見団子は15個?
と思いますよね?
旧暦の8月15日(八月十五八)、
中秋の名月を指します。
十五夜とは満月の別名で、
十五夜にちなんで15個用意されるのです。
とはいえ、地域によっては十三夜とも
言われ13個もあります。
幼稚園の子供も分かる!超簡単な説明の仕方
小さな子供に豊作の祈願と収穫の感謝や
十五夜と言ったところで、
きっと「??」でしょう。
大人でも全てを理解することは難しいです。
きっと秋の十五夜時期になると幼稚園では
月にウサギさんを描いたりする頃です。
小さな子供たちにとって黄色い月には、
ウサギさんがいると思っているかも!
大人になるにつれてウサギさんがいないことに
自然と気づく日は来ます。
それでも、その素敵なロマンは信じたまま
大人になってほしいですね!
もし、幼稚園の園児から
「なんで月見団子っていうの??」
と聞かれたら、
「月が出ていると明るくて怖くないでしょう?
昔は電気が家になかったから、
お月様が毎日、皆を照らしてくれたの。
だから月に感謝して、月と同じ丸い団子を作るのよ」
と答えてあげましょう!
月に感謝する気持ちは、きっと伝わると思いますよ。
まとめ
月見団子を捧げる由来は月に感謝する
気持ちから来ているのですね!
ちなみに十五夜にススキも一緒に飾ります。
それは何となく分かりますよね?
ススキは稲穂に似ているからで供える。
収穫を感謝する気持ちが
込められているのです。
お米もスーパーに行けば簡単に
購入できる時代ですが、
お米は収穫する人がいてこそ、
食べることができるのです。
そして、お米を収穫できるまでには
水や気候など管理が必要です。
電気が通った今でも月明かりは、
私達のお米を美味しくなるように
見守ってくれている。
忘れないようにしたいですね!
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