報道でも多く取り上げられている
マイナス金利ですが、
いまいちお金関係のことは
よくわからないものです。
単純に考えると
「マイナス」という言葉を聞くと、
あまり良くない方向に動いている
というイメージですね。
そこで、よくわからないマイナス金利を
簡単にメリットやデメリットも含めて、
説明したいと思います。
マイナス金利のメリットとデメリット
マイナス金利を簡単に説明すれば、
銀行に預けるお金は
利息がもらえるものですが、
利息が取られちゃうということです。
「それじゃ、お金を預けると
貯金額が減ってしまう!!」
思わず慌ててしまいそうなことですが、
実際には、一般預金者には関係なく
口座から預けている預金額が
減ることはありません。
これは、市中銀行と
日本銀行など銀行間の話です。
☆マイナス金利のメリットは?
マイナス金利になることで
発生するメリットは、
個人住宅ローンや車のローンの
金利が下がる可能性が高いということです。
その理由は、銀行側が
今まで日銀に貸し与えていた分の
利息がなくなることで、
なんとか利益を出す必要があります。
低金利でも貸し与えて
少しでも利益を出そうとするのです。
そうすると、銀行にローンする時は
金利が下がる可能性が高いと言えるのです。
☆マイナス金利のデメリットは?
銀行に預けた利子が低くなる
ということです。
今現在でも、銀行に預けた利子などは
極めて低いですが、
今以上に低くなります。
もはや、
利子を期待している方はいないと思います。
ですから、
あまりピンとこないかもしれませんね。
こうして、マイナス金利のメリットや
デメリットを見分けてみると、
むしろメリットの役割が
大きいように感じますね。
キーワードは『諸費用』
住宅ローンや車のローンでの
マイナス金利の役割はわかりましたよね。
しかし、住宅や車を購入する際にあたって
忘れてはいけない「諸費用」。
諸費用は借り入れ金額の
約2%程度かかると言われています。
例えば、住宅購入で
3000万円のローンの場合は
約60万円の手数料が必要。
一般的に、新築物件では
物件価格の2~7%と言われているのです。
中古物件では、物件価格の6~10%です。
中古物件の方が高いの??
と思われますが、
中古物件は一般に仲介手数料がかかるため、
新築よりも多くなります。
新築の場合でも
媒介業者がいる場合は仲介手数料がかかります。
ですから、住宅ローンの金利が下がるかも!?
と単純に喜ぶと、
最終的に諸費用が加算されて、
「こんなはずじゃない」
ということにもなりかねません。
住宅ローンを選ぶときは
金利だけでなく、
手数料などの諸費用も含めて
比べる必要があるということです。
まとめ
住宅ローンを借りる時に、
各金融機関が発表する店頭金利から、
一定の利率を引き下げた金利が適用されます。
その為、金利引き下げ競争が
激しくなっているのです。
都市銀行では、
ほとんど店頭金利等の差がありません。
お金のことは本当に難しいです。
信頼できる銀行担当の方に
相談や説明をしてもらうことに限ります。
ついつい、銀行は時間もかかり
面倒になってしまいますが、
住宅ローンを組んでからの変更や止めることは、
更に倍以上の時間を費やします。
聞くは一時の恥、
聞かぬは、一生の後悔を生みます。
ネットなどで
情報収集することもおすすめです。
人生において大きなローンになると思われますので、
損のない答えを選びましょう。
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