『立秋』と聞くと、秋に差し掛かる頃の
涼しい時期を思い浮かべませんか?
そう思っていた時期が私にもありました・・
ですが、実際の立秋は8月頃となっています。
「8月っていったらまだまだ暑いじゃないか・・」
と思っちゃいますよね。
今日は、そんな立秋について特集します♪
季節の移り変わりを示すこれらの
季語に詳しくなることで、
1年の流れを、今までとはまた違った視点で
楽しむことができるようになりますよ♪
暑いのに!どうして立秋が8月なの?
立秋は8月、毎年若干の誤差はあるものの
だいたい8月7日頃になります。
でも8月といえば夏真っ盛りで、
暑さのピークを迎える月でもあります。
それでも、暦上で『秋への入口』とされています。
立秋、これは秋が立ち上がるという意味ですが
少しずつ、秋の気配が感じられるようになってきます。
空を見上げた時に、いわし雲やうろこ雲が見えたら
それが秋です♪
あ、余談ですが
『暑中見舞い』と『残暑見舞い』ってありますよね。
立秋より前に出すのが『暑中見舞い』
立秋より後に出すのが『残暑見舞い』
となっております。
ギリギリに出すよりも、余裕をもって出していたほうが
マナーも良いかと思います♪
立秋が決められた由来や歴史
ここから、立秋について更に詳しく
踏み込んでいきましょう!
なぜ8月7日頃、とほぼピンポイントで
立秋が指定されているのでしょうか?
日本には、季節の流れを細かく
分類した言葉があります。
それが【二十四節季】と呼ばれるものです。
夏至→小暑→大暑→立秋→処暑→白霞→秋分・・・
といったように、
これが二十四種類ずっと連なっています。
この言葉は、地球から観た太陽の見かけ上の軌道と
地球の赤道の交わる位置で、決められています。
簡単にいうと、
時計の指針と長針が交わった場所によって
季節が指定されている、ということです♪
ちょっとややこしいですね。
立秋は、
太陽と地球が135度で交わる瞬間を指します。
つまり・・・
天文学的に言うと
『立秋まであと・・・5、4、3・-------
立秋ナウ!!』
となります。
135度になる『瞬間』がちゃんとあるんです♪
意外とロマンチックじゃないですか?
最後に
いかがでしたでしょうか?
今まで知らなかった立秋のことも
分かってきたのではないでしょうか♪
立秋は、1年で最も暑い日でもあります。
この日を境に、日本は秋、冬と季節が移ります。
もちろん、立秋以外にもたくさん節季があることから
それぞれに歴史や由来があります。
そういった文化・風習を知っていくと
毎月に楽しみが増えるかもしれませんね♪
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