『秋』 『月』 『団子』
この3つがそろったら
パッと思い浮かぶのは【十五夜】ですね。
月を見ながら団子を食べる!
あまりにも有名過ぎるがために、『十五夜の意味ってなに?』
と聞かれると、アタフタしちゃいませんか?
もし、誰かに聞かれたら・・それが小さい子供だったら・・
答えられないと困りますよね!
実は知らない人も多いという、『十五夜』の意味と
『十五夜』が語られることになる歴史・・
この際きちんと知るために、一緒に学んでいきましょう♪
これさえわかれば、誰にでもわかりやすく説明できちゃいます☆彡
十五夜の意味とは?
『十五夜』とは、いったい何を意味するのでしょうか?
答えは簡単!
【満月】 のことです。
旧暦でいうところの8月15日は、綺麗な満月になります。
この満月の夜を『十五夜』といいます。
では、なぜ【十五】なのか・・
これは月が新月から満月になるまでの日数です。
そうです、約15日程かかるのです。
15日かかるから、十五夜。 これ以上ないほどに分かりやすいですね♪
十五夜の歴史
十五夜はいったい、どのくらい前から行われているのでしょう?
びっくりするくらい昔ですよ!
元々は中国からこの風習が入ってきましたが
少なくとも、『奈良時代』 や『平安時代』には既に盛んだったようです。
当時は和歌でもよく詠われ、【月見の宴】でも大人気だったとか!
月見の宴とは、今で言う【お月見】ですね♪
昔はお月見といえばパーティーだったわけです。
また、古来より月光には精霊の力があり
満月は『豊穣のシンボル』として考えられてきました。
月の精霊で言えば、かぐや姫が有名です。
かぐや姫が月に帰るのも、【十五夜】ですね。
歴史的にみると、なんと1000年以上前です!
幼稚園児でも理解できる!十五夜の説明方法例文!
十五夜の意味と歴史、いかがでしたか?
これで、十五夜に関する基礎知識はバッチリかと思います♪
そしてここからが本日のメイン!
小さい子供、幼稚園児たちに、どうやって説明するのか・・・
ここで、分かりやすく説明するための武器を2つご紹介します。
なぜ団子を食べるの?
まず1つ目は、十五夜に食べる『月見団子』です。
先程、満月は豊穣のシンボルであるとお伝えしました。
実りの秋でとれた作物を使って団子をつくり、食べる!
簡単に言うと、『豊作に感謝するため』です♪
どうしてススキも飾るの?
2つ目は、月見団子の傍に飾られる『ススキ』です。
これは『魔除け』の意味があります。
ススキは切り口が鋭いことから、魔を払うものとして知られています♪
では、さっそく説明方法の例文をご紹介します★
★秋は美味しいものがたくさん食べられるよね、だから丸いお月さまに
ありがとう、って言うんだよ♪
★満月にはね、不思議な力があってね、その力をもらって元気になるために
こうやってお団子を食べるんだよ♪
★今日(8月15日)はね、1年で一番、お月さまがキレイな日なの。
だからね、こうやって美味しいお団子を食べながら、お月さまを観るんだよ♪
★こうやって、お団子とススキをお供えして、お月さまに感謝を伝えるの。
今年も元気にやってますよ~ってね♪
最後に
昔からずっと続いている【十五夜】ですが
風習として伝えられていることにはちゃんと意味があります。
今まではよく知らなかったその意味も
今日からアナタの知識、経験として生きていくことになります!
次の十五夜からは、今までとは違った見方が出来るかもしれませんね♪
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