夜寝ている時に足がつる事って、時々ありませんか?
また、普通にテレビを見ていただけなのに、
急に足がつることも・・・
普段の状態でも、急につることはびっくりすることですが、
それが、妊娠中に起こると、いつも以上に焦ります。
そして、妊娠中の時ほど、足をつる経験をしていたような…
たいした事がない!と思っていたから
深く考えていなかった足がつるって状態も、
妊娠中は、出来れば、ならないでほしいですよね!
足がつる原因と予防できる方法を知る事で
妊娠中の煩わしい事を1つでも、減らしていきましょう。
妊婦と足がつってしまう関係性
足がつる事を
別名こむら返りと言います。
まず、こむら返りはなんなのか?
と言う事から知りましょう。
ふくらはぎの筋肉や神経が過度な緊張により、
筋肉が縮んだままの状態になり、
痛みが起きる、もしくは痙攣をする。
この状態をこむら返りと言います。
では、こむら返りはどうしてなるのか?
血行不良
長時間水の中に入っていて
体が冷えたり、長時間立ちっぱなしでいたりすることで、
血の循環が悪くなり血行が悪くなります。
血液中の電解質のみだれ
運動などで多量の汗をかくと
血液中のナトリウムやカルシウム(電解質)の
バランスがくずれる。
この状態になると、筋肉や神経がみだれ、
こむら返りがおきやすくなります。
運動後の水分補給も水だけでは、
電解質が補えないので
スポーツドリンクなどがおすすめです。
上記のように、こむら返りになる原因を調べていくと、
妊娠中に起きるトラブルとよくあてはまります。
妊娠中お腹が大きくなってくると、
体重の増加も目立ってきます。
そうなってくると、下半身が圧迫され
血流も悪くなります。
こむら返りになる条件に当てはまりますね。
実際、妊娠中期~後期の方に足がつったと言う声が多いことは、
それも一つの理由ではないでしょうか。
また、昔から「妊婦さんは、下半身を冷やしては駄目。」
とよく聞きませんか?
冷えも血行不良になるため、
足がつる原因に繋がります。
さらに、妊娠中に取る栄養は、
赤ちゃんが吸収し、育っていきます。
普段より栄養面を考えて取らないと、
ナトリウムやカルシウム不足になりがちです。
そうなると電解質のバランスが崩れ、
足がつる原因を増やしてしまう事になります。
足がつってしまった時の対処法や予防法
足がつってしまった時は、よく足先を伸ばしたりして、
なんとか、痛みを無くそうと頑張りますが…
妊娠中、しかも足がつりやすい中期~後期にかけては、
それすら、自分ですることが
大変だったりしませんか?
そんな時は無理をせず、家族の人に協力してもらいましょう。
まず、足がつらない事が一番です!
その為には・・・
ふくらはぎなどのマッサージ
寝る前に旦那さんや家族の人にマッサージしてもらいましょう。
毎日の日課にマッサージ。
楽しいコミュニュケーションの時間にもなりそうですね。
半身浴
半身浴は血の巡りもよくし、筋肉もリラックスします。
そして、あなた自身のリラックスにも
効果大ではないでしょうか。
長時間の半身浴は、のぼせることがあり、
危険なので、ぬるま湯で行って下さいね。
食生活の改善
赤ちゃんの為にも自分自身の為にも
食生活を見直すことも必要です。
カルシウムやマグネシウムは
赤ちゃんの成長にとても大切なため、
直ぐに体から吸収されます。
カルシウムは乳製品や乾物類。
マグネシウムは豆、魚、海藻類。
などに多く含まれているため、
意識して摂取するようにしましょう。
また、最近は沢山サプリメントもあります。
サプリメントで補いたいという方は、
一度お医者さんに相談してから飲みましょう。
上記の事を心がけても、
足がつる時があるかもしれません。
足がつった痛みは不意打ちを食らった痛みと言う事もあり、
パニックになってもおかしくありません。
正しい対処法で急な痛みを無くしましょう。
まず、呼吸を整えリラックスしながら、
ゆっくり足を伸ばしましょう。
その時、慌ててふくらはぎを揉むことは絶対やめましょう。
肉離れになる危険があります。
温める事も効果的。
温める事で血行を良くし、
筋肉の緊張を取り除いてあげましょう。
蒸しタオルなどで、患部を温めるのが手軽で良いと思います。
まとめ
足がつる事は、
赤ちゃんになにか影響があるわけではないため、
そこは、安心して下さい。
しかし、足がつる事自体は、
体からの警告ランプです。
生活スタイル、食生活を見直し、
ストレスのない妊娠生活を楽しんで下さい。
そして元気な赤ちゃんを産んで下さいね。
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