完全栄養食品と言われているキヌアは、
炭水化物は少ないのに必須アミノ酸は
全て含んでいます。
そのうえ調理方法もいろいろあって
食べやすい食材です。
栄養価が高く繊維質や
ポリフェノール・カルシウムと魅力的なキヌアは
いろいろな方法で美味しく調理すれば
毎日でも食べることができます。
独特な食感があり淡白な味わいで
どんな食材にも合わせやすく、
豊富な栄養があるので、
健康に気を使うには最適な食材です。
米などの穀物とは違いますが、
穀物のように見えることから
擬穀物に分類されていて、雑穀として扱われています。
主食としての基本の炊き方から、
おやつやおかずにまでなるキヌアを上手に使って
食生活を充実させてみましょう。
キヌアの種類にもたくさん!おすすめのキヌアをご紹介!
主に南米原産のキヌアには3000種類以上のエコタイプ
(遺伝的に固定した形)があり、ボリビアにはまれなエコタイプの
種類が18種類あります。
普段見るキヌアは白いものや赤いものだと思いますが、他にも黄色や紫や
黒などいろいろな色のキヌアがあります。
日本で普通に全部の種類は売っていませんが、何種類かミックスされたものや
最近では日本でも少し作られているようです。
色はいろいろあっても栄養価や味にほとんど違いはありません。
抗酸化作用のあるポリフェノールなどの物質は色がついているキヌアの
方が多くなるようです。
白キヌアは一番柔らかく炊く時間も短いです。
色が濃くなるほど炊く時間は長くなります。
白キヌアは一番入手可能でアイボリーキヌアとも呼ばれています。
白米や玄米と混ぜて主食のように炊いたり他のどんな料理にも
色が邪魔せずに使いやすいです。
赤キヌアはお米に入れて炊くと全体が赤くお赤飯のように全体が
染まります。
白キヌアよりも形を保つことができるのでサラダなどに使うと
彩りも良く栄養も摂れます。
黒キヌアは白キヌアと比べると少し甘みがあり炊いても黒さは変わりません。
他の色のキヌアと比べて硬さがあるので食感も良く何種類かの栄養価も
高くなります。
まず、白キヌアを使ってみて慣れてからいろいろな色を探して
試してみて好みのキヌアを見つけられます。
キヌアの炊き方ではこんなポイントが重要!
キヌアには表面にサポニンという成分で覆われているので、
通常は洗って売られています。
でも洗い残しがあると苦くなるので、目の細かいザルなどに入れて
炊く前に3回程度はすすぐように洗います。
これをすることで美味しく炊けます。
さらに抗酸化作用を高めるためには2日程度室温で水につけておくと
発芽させることができます。
発芽玄米などと同じように栄養価が上がります。
キヌアだけをお鍋で炊く場合キヌア1に対して水は2を入れて
沸騰させたら弱火で蓋をして10分から15分で水気がなくなれば
炊きあがりです。
最初は自分の好みの時間がわかるまで様子を見てください。
炊飯器なら早炊きコースで炊けます。
キヌアの種類によっても炊きあがりが多少違うのでお鍋で様子を
見ながらのほうが美味しくできます。
水ではなくスープストックや出汁でも料理によっては美味しく
炊けます。
炊きあがりが透明でリングのような羽(ヒゲ)が見えていれば
美味しく炊けています。
炊けたキヌアをスープに入れてパスタのように食べたり、
サラダに入れたりそこからはどのようにも使えます。
白米や玄米に混ぜて炊く時は白米や玄米の1~2割程度を混ぜて
水は増やさずに炊きます。
まとめ
キヌアは健康にもいい上にアレルギーも起こしにくく調理時間も
短くて万能の食材だと言われています。
私はキヌアの食感が好きなのでプチっとした感じを楽しんでいます。
いろいろな色のキヌアがミックスされたものはレタスしかない!という
時にも彩りが良くなります。
すすいで使うことで苦味も取れるので食べやすく手軽に扱えるので
少しづついろいろなお料理に挑戦してみてください。
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