新年を迎えると、
神社やお寺に初詣に行きますよね。
「毎年神社でお参りしているし
来年子供とお寺へ初詣に行ってみようかな~」
って思っている人もいると思うんです。
しかし、神社とお寺では
参拝の仕方が違ってくるって事
知っていますか?
「いつも神社で参拝しているような感じで
大丈夫だよね!」
「なんとなく見よう見まねで・・」
と、作法について何も知らないままでいると、
子供の前で恥をかいてしまう可能性だってあるし、
ご利益DOWNにもなりかねないですよね・・・
今回は、
意外と知らなったお寺の参拝やマナー・作法について
詳しくご紹介していこうと思います。
神社とお寺の参拝作法はここが違う!しきたりマナーとは?
神社とお寺の違い?
神社は鳥居があって神主さんがいるところ!
お寺は山門があって住職さんがいるところ!
まぁざっくり言えば、
誰もがこう答えるんじゃないでしょうか?
・・そこらへんの違いについては
ひとまずおいといて・・・
本題は、神社とお寺の参拝の違いについて!
神社へ参拝する場合は
- 身だしなみを整え鳥居の前で一礼
- 参道は端をあるく
- 手水を行う
- 本殿に着いたら軽く頭を下げ
鈴を2、3回鳴らす
- お賽銭を納める
- 二拝二拍手一拝で頭を下げて二回お辞儀
二回手を打ち、手を合わせてお祈り
7.最後にもう一度お辞儀
これが神社の参拝のマナーです。
神様に日頃の感謝を伝え、
個人的なお願いやお祈りをするのが
神社というものです。
ではお寺での参拝マナーについてみてみましょう。
- 山門の前で一礼。敷居はまたぐ
- 参道は端を歩く
- 手水は神社と同じでOK
- 本堂についたらお線香をあげ、
軽く頭を下げ賽銭を納める
(鐘がある場合はお賽銭の前に鳴らす)
- 手のひらをピッタリと合わせそのまま一礼。
つまり合掌です。
以上がお寺の参拝マナーです。
神社との違いはどこか分かりましたか?
そうですね!
神社と違ってお寺の場合は
拍手をしないという事です。
でもなんで、手をパチパチ鳴らしたら
いけないのかというと・・・
静かに手を合わせてお参りする事が
「仏様と一体になる」
という事を意味するからです。
だからお寺でパチパチ手を鳴らすのは
絶ーー対ダメ!
仏様の前では清らかな気持ちでいる事が
大切なんです。
あと、敷居を踏んで歩くのもNG!
神社でもそうですが、
敷居は神様や仏様の頭と同じ
と言われています。
おじいちゃんやおばあちゃんが
「敷居をまたぐとバチが当たるぞ」
と言っていた事はないですか?
敷居を踏む事は、神様や仏様に対して
めちゃくちゃ失礼な事なので
必ずまたぐようにしましょう。
やってはいけない!お寺のお参り作法4選
お寺の参拝って
なにかと勘違いしてしまっている人も
多いんですよね。
これから
「あ~やっちゃった」
と、後々後悔しないように
ついついやってしまいがちな
お寺での勘違い作法について4つ
ご紹介していきますね。
勘違い1 お寺で手をうつ
先ほども言いましたが
神社と違って、
お寺で手をパチパチするのは絶対NG!
たま~にやっちゃっている人いるけど
これ、かなり恥ずかしいし
絶対周りの人の「本日のネタ」になる!笑
ここはどこなのかをしっかり意識しておけば
絶対に失敗しないので
恥ずかしい思いをしないように気をつけて!
勘違い2 お線香の火は手であおいで消す
お寺の場合、本堂に着いたら、
お線香をあげて一礼します。
お線香に火を付けて消す時に
フゥーっと息をふきかけて消すのはNG!
バースデーケーキのろうそくじゃないんだから
必ず手で仰ぐようにして消しましょう。
勘違い3 鐘を鳴らすのは最初だけ
本堂についた時に鐘を鳴らしますよね。
鐘ってついつい余分に鳴らしがちだけど
参拝後に鐘を鳴らすことは
「戻り鐘」といって、仏様から忌み嫌われる
という行為なのでNGです。
この行為、たま~にみかけたりするんで
気をつけてくださいね。
子供にもきちんと教えてあげましょうね。
勘違い4 おみくじは木の枝にくくらない
初詣に行くと高い確率で
おみくじを引くと思います。
この1年どんな年になるのか、
気になりますもんね。
あなたは、
引いたおみくじを持って帰りますか?
それともその場で結びつけて帰りますか?
その場でおみくじを結びつける事は
全く問題ないんですけど、
木の枝に結びつけるのは良くないんです。
これは、
枝が痛んで枯れてしまう原因
となるから。
結構みんなやってしまいがちだから
気をつけましょうね。
まとめ
神社とお寺の参拝のマナーや作法って
「似ているようで全く違ったり
知っていたつもりだったけど、意外と知らなかった」
なんて事が結構あるんですよね。
何も知らずに恥をかく前に、
しっかりと作法やマナーを
身につけておく事をおすすめします。
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