多くの子供達も、実は歯ぎしりをしているって
知っていましたか?
初めて、我が子が歯ぎしりをしている姿を見たとき、
「えっ?!」と、
一瞬何が起こっているの?と
焦りませんでしたか?
実は、私も焦った一人です。
可愛い寝姿からは、想像もつかない
「ギリギリ…ギリ…ギリギリ」と。
すやすや寝る子供の口から
聞こえてきます。
こんな小さいうちからストレス?
と心配しました。
歯ぎしりをしていた本人は
全く無自覚なので、様子はいつも通り…
途中で起こして、睡眠不足になってもいけない…
と、親の心配はつきません。
しかし、大人の歯ぎしりと子供の歯ぎしりでは、
大きな違いがあるようです。
きちんと知る事で
大人の悩みやストレスも減らしましょう!
子供の歯ぎしりの一番の理由は?発育との関係性
まず、子供の歯ぎしりは、大人のように、
精神的ストレスからくるものではない
ことがほとんどだそうです。
子供の場合は、歯の生え変わりや骨、顎の発育過程に
起きる自然な行為になり、
ほとんどの子供は、多かれ少なかれ行います。
早ければ1歳のお子さんでも歯ぎしりをする。
と言う例も聞きます。
一番奥の歯が生えた頃、
違和感から無意識に歯ぎしりをしてしまうことが、
2歳ごろのお子さんに多いようです。
4~6歳頃になると、顎が成長してきます。
その頃って、歯と歯の間に隙間がありませんか?
それは、乳歯より大きい永久歯の為に、
まず、顎が先に成長する事によって、
永久歯のスペースを確保しています。
その状態だと、噛み合わせも悪く、
歯ぎしりをしたり噛みしめたりを繰り返します。
それは、成長の一環でもあるため、
特別治そうと考えなくても大丈夫です。
噛み合わせを調整していると考え、
焦らず様子をみましょう。
しかし、あまりにも歯ぎしりがひどくて、
「顎が痛い」
「歯並びのズレ」
「歯のすり減り」
が気になるようでしたら、
小児科などに相談されてもいいかと思います。
子供の歯ぎしりやストレス解消法とは?
基本、子供の歯ぎしりは、成長の証でもあり、
徐々に自然と治まっていくため、
特別治療するなどはしなくてよいと思われます。
しかし、永久歯が生え揃ってからも、
歯ぎしりをしていたら注意しましょう。
乳歯から永久歯に変わる事による
噛み合わせの調整が原因では無さそうです。
きちんと治療する必要があります。
そのままにしておくと、大人と一緒で、
歯や顎の関節になどに障害が出る事もあります。
他にも顎に力が入るため、
肩こり、頭痛の原因になるなどもあります。
歯ぎしりの治療などには、主にマウスピースが使われますが、
歯医者さんに行き、子供の口に合わせた
マウスピースを作ってもらいましょう。
寝ている時に装着をして治療をします。
また、永久歯の噛み合わせが問題の場合は、
歯科矯正で歯並びを治す事もあります。
まとめ
それ以外には、心理的ストレスや不安などがあり、
それを解消する為に、歯ぎしりをするようになることもあります。
心理的要因が原因だと、マウスピースで歯ぎしりを止めたとしても、
根本的な解決にはなりません。
起きている間に子供と接して、
不安やストレスを少しでも軽減するように心がけましょう。
寝る前にリラックスした状態で
眠れるような環境にしてあげて下さい。
子供が気持ちよく眠れるように、
我が家では、寝る前に一緒に
テレビゲームなど、何か一緒にする時間を過ごします。
一緒にお風呂に入るなどもいいかと思います。
お風呂だと普段より
子供達もよく話をしてくれると聞きます。
家族で何か同じ事をする。
時間を共有する事で、子供も安心感を得られ、
気持ちよく眠れるようになることでしょう。
コメント
よく理解できました。