日本に400万人もの患者がいると言われている喘息。
普段は大丈夫でも、ふとした時のストレスや過労、
ほこりなどのアレルギーに引き起こされたり、
大気汚染、風邪やのどの炎症、など様々な要因が
発作を起こします。
初めて発作が起きるとびっくりして心配になりますが、
その場合落ち着いて速やかに病院を受診しましょう。
今回は、喘息を診断された方が発作を起こした時
普通なら薬を飲むか、吸引薬がありますが、
もしも手元になかった場合の対処法をご紹介いたします。
身の回りのもので喘息を抑える方法
水分補給
喘息の発作時、痰が固まったり絡まるので
気管が塞がれ苦しくなっています。
それを少しでも改善するために
こまめに水分を取りましょう。
しんどい時は無理をせず、少しずつでも良いので
水分を取るといいでしょう。
コーヒー
こちらは、本当に身の回りに薬が無い時の
せめてもの場合です。
コーヒーに含まれるカフェインが炎症を鎮めて
気管支を広げる効果があると言われています。
リラックスする効果もあるのかもしれませんね。
薬の代替になるものも無い場合に喘息を抑える方法
腹式呼吸
腹式呼吸で発作が軽くなることがあります。
まず痰や鼻水を吐き出しましょう。
背筋を伸ばし姿勢を正して、お腹で呼吸をします。
コツはゆっくり息を吸い、その倍の時間で
息を吐き出すことです。
苦しいので上手くいかないかもしれませんが、
練習をして腹式呼吸が出来るようになると、
楽になるかもしれません。
空気を入れ替える
まずは気分も変わりますし、窓を開けて
空気を入れ替えましょう。
ほこりやたばこの煙が引き金になっている場合もあります。
長時間の暖房冷房もよくありませんので、
普段からこまめに空気を入れ替えましょう。
きれいな空気で深呼吸することは大事なことですね。
最後に
いくつか喘息の発作が起きた時の対処法を
ご紹介いたしましたが、一番は病院に行ってください。
あとは普段から、ストレスや過労に気を付けて
生活をしたり、もちろんたばこや刺激物など控え、
部屋もほこりやハウスダスト予防にこまめに掃除をして、
発作が起きないよう注意することが大事ですね。
毎日毎日お仕事や家事に追われたりして、
つい自分の体調管理を怠りがちですが、
発作が起きてしまっては、ひどい場合入院することにも
なりかねません。
喘息発作は無理が積み重なった結果かもしれません。
自分の体をいたわってあげてくださいね。
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